リサイタルの報告とお礼
- 2016.12.28 Wednesday
- 01:50
先週の17日に、無事4回目の無伴奏リサイタルを終えることができました。
この場を借りてお礼を申し上げます。
今までのバロック以前の曲を演奏する際に感じた中途半端さや居心地の悪さ、疑問を考える為に、
今回はプログラムの年代に合わせたバロック弓(17世紀後半〜18世紀前半)からとガット弦で臨みました。
ピッチはいくつも試しましたが、今回は423〜425Hz前後にしました。
今回のプログラムは以下の通り。
バッハ前後の当時のヴァイオリンニストや作曲家の作品です。
「バッハ」を基準にしつつも、バッハ中心の音楽史感から、バッハを当時の音楽の流れの一部として、もっと言えば主役でなく傍観者としての位置づけにしてみて、見える景色があるのでは、という狙いです。
ロカテッリ / ヴァイオリンの技芸 24 capricci より 1.2番
Pietro Locatelli / L'arte del Violino
ヴェストホーフ / 無伴奏ヴァイオリンのための6つのパルティータより1番 a-moll
Johann Paul von Westhoff / 6 Partita del violino solo
タルティーニ / ヴァイオリンソナタ g-moll 「悪魔のトリル」(自作の無伴奏編曲)
Giuseppe Tartini / Violin sonata "Il trillo del Diavolo"
テレマン / 無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジーより2.5番
Georg Philipp Telemann / 12 Fantasie für Violine Solo
J.S.バッハ / 無伴奏ヴァイオリンソナタ2番 a-moll BWV1003
Johann Sebastian Bach / Sonate für Violine Solo N.2 a-moll
アンコール曲
ロカテッリ / ヴァイオリンの技法 24 Capricci より 23番 the Labyrinth
タルティーニ / Pastorale A-Dur より Allegro
頂いた花などです。
ヴァイオリン教室
Jun Tomono VIOLIN SCHULE
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