演奏会の報告と感謝

  • 2014.12.07 Sunday
  • 23:58
昨日、無事にリサイタルを終えることが出来ました。
ご来場頂いた方々、お手伝いいただいた生徒の方には支えて頂きとても感謝しております。

いただいた感想はとても好意的なものばかりでした。
もっともかなり甘々の評価だとは理解しています。
リスクに対して多少の怪我を覚悟しつつ、成長を見越したプログラムを意図しています。
長い目で見て、今後の演奏会も聞いて頂けると幸いです。


今回のプログラム

・W.A.モーツァルト / ヴァイオリンソナタ e-moll k.304
・N.パガニーニ / 24のカプリース Op.1 より 1番 4番 5番 11番 24番
・P.サラサーテ / カルメン幻想曲
・L.v.ベートーヴェン / ヴァイオリンソナタ9番 A-Dur Op.47「クロイツェル」
   アンコール
・ベートーヴェン / ロマンス 2番 F-Dur Op.50
・ヴァイオリンソナタ 5番 Op.24 「スプリング」よりスケルツォ
・R.アーン / ヴァイオリンソナタ より 3楽章から抜粋


ウィーン古典派をやると2曲予告しておきながら、中のプログラムはもうむちゃくちゃです。
もっとも告知しないのは意図的ですが。
前回も確か、真ん中のイザイとショーソンの詩曲はあえて告知しませんでした。
何が来るかこないと分からない意外性が残された方が良いと思うので。
後は自分自身のチャレンジです。今のうちは課題が多いほうが良いと思うので。


少し自己批判を。
後で録音を聴いたら、カプリースの5番をめちゃくちゃ早く弾いてて、夜中に一人で爆笑してしまいました。
メトロノームであわせたら、テンポ四分音符でちょうど176。あれは本当に自分でもびっくりした。
練習の過程で、弓順を逆にして弾いたり速さに挑戦とか言って遊んでいましたが、それが自分の首を絞めました。
24番もいろいろ遊んでうまくやっていましたが、崩れてはいないが左手ピッチカートが早すぎて、そこは全然聴かせられない。
真ん中の2曲のプログラムは、盛りのついた中学生みたいな演奏でした。もうアホですよ。

気になった課題は、音の選択について。
モーツァルトの演奏の長い音に、無意識に緩いヴィブラートがかかっていた。
かけないほうがよいかもしれないし、やるとしたら曲に合わせた締まって統制のとれたヴィブラートにするべきだったと思う。
以前、ウィーン滞在中の際の録音を聴いたらモーツァルトもベートーヴェンもそれが出来ていた。
後で考えたら、演奏の直前にずっとパガーニーニとサラサーテを練習していた感覚で入ってしまったからかもしれない。
その意味でも難しい選曲だったのだと思います。
クロイツェルは譜面と様式をある程度忠実にこなすことができていたが、それに終始していた。その上で手のひらで転がすくらいにならないとだめなようです。
サラサーテは、伴奏も含め難しさに翻弄されました。ヴィルトーゾピースを甘くみてはいけません。譜面の隅から隅まで体に入れないと。この手の曲を無難にこなせる人は尊敬します。
個人的には、アンコールのロマンスが一番統制がとれた演奏でした。アーンもまあ音色が作れてよかった。
総じて自分の方は体力的には全然問題なかったです。
集中力のムラと練習の過程が問題だった。時間が無いときの練習方法。
最後に、音程についてもっと貪欲になる必要があるし、それに関して左手のシステムを全般的に見直す時間を作る必要がある気がしました。
今のシステムは楽器を綺麗に鳴らす方法でついては基本的にうまくいくし、身体の動きにとっては合理的で、いくらでも働くことができるのですが、イントネーションのキャラクターというか、表現に敢えて鋭角を作りたいときにいまいち冴えない気がするのです。
なのでしばらくしたらレッスンで、また今までと全然違うことを言い始めるかもしれません。
補足:考えてみたら今使用している楽器の性質と弦の選択も影響しているかも知れません。


次回は4月中旬予定、フランス音楽に戻ってフランクのソナタを中心に作ると思います。

終演後、ピアニストさんと。合わせてなぜか家族写真に。
考えれば、10年ぶりくらいの写真か。
なかなか親不孝者ですな。
IMG_7974.JPG

いただいた花束やお菓子を何とか家に持ち帰りました。
花瓶が足りませんでした。ずっと調理鍋に入れておくわけにもかないので今日買ってきました。
ブタは、もう当たり前のようにいますな。これももう一緒にお墓に入れるしかない。
IMG_7933-2.jpg

その日帰ってから、いただいたお菓子をカーペットの上でモグモグ食べ散らかしていたら、スケジュールを間違えてきた生徒さんが2人連れで来て、申し訳ないのでレッスンをしたというオチがありました。

その後、解禁されたヴィオラを弾いてピアノで遊んで、本番前に買って結局飲まなかったレッドブルを飲んだら目が冴えてしまったので、夜中のジムに2時間ほどいました。
なんだかいつもの生活と変わらん。


ヴァイオリン教室
Jun Tomono VIOLIN SCHULE
http://jt-violin.com/index.html

 
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