人を動かすもの

  • 2014.11.23 Sunday
  • 16:57
そういえば、帰る際にちょっとした出来事があった。

ハイリゲンシュタットで時間をかけ過ぎ電車を逃したので、遅めに空港に到着した。

チェックインカウンターのお姉さんは優しかったが、予約を確認すると神妙な顔になり、席を用意できないと言われる。
オーバーブッキングのため、別の経路を案内されると思う、可能性としてはトルコ航空のイスタンブール経由と。

日本を出る前の席予約で、満席のシート表を見たときに何か予感はしていたが、まさか自分が当事者になるとは。

搭乗口で、30分前くらいからクルーの動きがあわただしくなり、その主旨の説明と希望者を募る案内が繰り返された。

最終的に、残されたのは4人の欧米人と自分を含め3人の日本人。
イスタンブールに行くことになった。日本に帰るのは約10時間遅れの夕方。
帰国日の午後にいらっしゃる予定だった4人の生徒に、断りとお詫びのメールをした。

不幸中の幸いというか、日本に帰る予定だったあとの二人について書くと、お一人の女史は、ドイツ語とフランス語の通訳、翻訳家で話を聞くと仕事柄著名な音楽家と交流を持ち、ウィーンの音楽事情をかなり深く知っている方。年始のウィーンフィルのニューイヤーコンサートの通訳もしているという。
もう一人の男性の方は、某原子力機関で仕事をしているという。IAEAの関係でウィーンに来ていたらしい。


新しいトルコ航空の予約をもらったあと、ややこしいが一度入国手続きをしてから、トルコ航空でのチェックインをして、改めて出国手続きをする。

新たなイスタンブール行きの便は夕方なので、あと6時間ほど空港にいることになる。
結局このお二人とずっとご一緒させていただき、いろいろな話を聞きながら過ごした。
知らない世界の話に引きこまれる。
このお二人にお会いできただけでも、実は得をしたのではと思った。

ちなみに、オーストリア航空からは決して少なくないお金をいただきました。。。



予定の時間になり、搭乗口に行ったが、またもや雲行きが怪しい。
通訳の女史曰く、クルーが混乱しているように見える、と。
で、
彼女が言うには、ちょうどイスラームのハッジが始まる時期だそうで、巡礼の団体が大挙してサウジアラビアに向かうからだそう。基本的にイスラーム以外は入れない国、サウジアラビア。

彼らが搭乗する間にお祈りの時間になり、またストップして、予定から1時間ほど遅く離陸。
コンスタンチノープルじゃなかった、イスタンブールに向かう。


イスタンブールに到着してから、さらに人数が膨れ上がる。
ムハンマドという一人の人間が始めた人の川の流れ。
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ここでもしばらく、さらに日本人が一人加わって4人でご歓談タイムののち、ようやく離陸。
せっかくなので、バクラヴァというお菓子を2箱買って帰りました。
罰ゲームは、生徒さん代表のOさんと、行きつけの楽器屋さんです。
IMG_7591.JPG

ようやく帰れます。
何だか難民になった気分でした。
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IMG_7602.JPGIMG_7605.JPG

飛行機から見たイスタンブールの夜景がとても綺麗でした。
いずれ訪れるような気がします。
帰ってから、「アラブが見た十字軍」(ちくま学芸文庫)という本を読み直しました。
いろいろ衝撃的な本です。
IMG_7606.JPG



Jun Tomono VIOLIN SCHULE
http://jt-violin.com/index.html
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